Power Automateを使って色々な自動化をしているとふと気づくことがあります。
それは、勝手に無効化される仕組みがあることです。
今回は、Power Automateが勝手に無効にされる事象とその対策について紹介です。
お問い合わせ内容
Power Automateを無効にするという警告メールがきたんです。
一生懸命作ったPower Autometeの処理を勝手に無効にしないでほしいの。
確認いたします。
(あなたの努力と製品ポリシーとは別なんですよね・・)
問い合わせの詳細
作成したPower Automateが長期間実行されていない場合、自動的に無効になる仕組みがあるようでその警告メールが飛んできたという状況でした。
≪警告メール≫
私の会社の場合は、90日間Power Automateフローを実行しないと警告メールが来て、後30日で無効になるようです。
対象のフローを確認すると確かに長期間実行されていませんでした。
Plannerタスクが完了した時にExcelに記録するフローです。
そもそもタスクがなく動いていないという状況のようです。
対策:フローを更新するフローを動かして無効化を防ぐ
Power Automateのフローは長期間動いていなければ無効になりますが、フローを更新することで動いていない時間をリセットして無効化を防ぐという考えです。
参考にしたサイト↓
作成したフローは以下の通りです。
ポイント
「フローの取得」を行った後で「フローの更新」を行う。
これで、定期的にフローが更新されるので無効化が防げるのではと思います。
※無効化を防げるか経過待ちです
Power Automate無効化を防ぐことに関する私の考え
なんで
こんなこと
してるん?
まず、フローの無効化を防ぐために別のフローを作るというのが無駄に思います。
また、フローを無効化する仕組みを入れているにはMicrosoftなりの意図があるはずです。その意図に背いてまでゴリゴリとカスタマイズするのは何か違うんじゃないかと感じます。
要するに、無駄なあがきはせずに、製品の「用法・容量を守って適切にご利用ください」に従うべきじゃないかと思うわけですよ。
まとめ
1.Power Automateには長期間実行されていないフローを自動的に無効化する仕組みがあります。(警告メールが飛んできます)
2.フローの無効化を防ぐためのフローを作ることで対策はできそうです。
3.フロー無効化には製品仕様なので、仕様に背いてまで対策する意味があるか疑問は感じます。
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