【令和3年確定申告】サクソバンク証券 ~一般口座の配当所得編~

ファイナンス

サクソバンク証券の一般口座で配当所得がありましたので、確定申告をしてみました。
併せて外国税額控除も申告しています。

やってみた結果、超絶面倒くさかったのでまとめておきます。

一般口座の配当所得を申告する流れ

長い道のり

まずは流れをまとめておきます。

【流れ】
1.サクソバンク証券から配当所得の一覧(Excelファイル)を入手する
2.サクソバンク証券から現金残高推移の一覧(Excelファイル)を入手する
 ※日本国内の源泉徴収額(所得税、住民税)は現金残高推移から確認する必要があるため
3.入手した資料を申告に必要な情報に整形する
4.国税庁のページから配当集計フォーム(Excelファイル)を入手し記載する
5.確定申告画面にて配当集計フォームを読み込ませる

ひとつひとつやっていけば何とか終わります。
今年の経験をもとに来年は早くできそうです。

参考:日本国内の源泉徴収額(所得税、住民税)はどこで確認するか聞いてみた

サクソバンク証券に問い合わせて、聞いてみました。すると、以下回答でした。

現金残高推移の一覧から確認するらしいです。

しかし、どの銘柄に対しての源泉徴収かがわかりません。
そのため、目視で突き合わせるしかないです。ここが一番の面倒くさいポイントになりそうです。

実際に配当所得を申告してみた

実際に配当所得を申告するまでの流れを画像付きでまとめておきます。

サクソバンク証券から配当所得の一覧(Excelファイル)を入手する

(1)株式配当金履歴を開きます。

(2)「昨年」を選択してエクセルをエクスポートします。

(3)エクスポートしたExcelファイルに含まれる情報はこんな感じです。

サクソバンク証券から現金残高推移の一覧(Excelファイル)を入手する

(1)現金残高推移を開きます。

(2)「一般口座」「昨年」を選択し、エクセルをクスポートします。

(3) エクスポートしたExcelファイルに含まれる情報はこんな感じです。

入手した資料を申告に必要な情報に整形する

(1)配当所得一覧から、必要な列をピックアップして元データとします。

・Instrument Symbol(つまり株式銘柄)
・決済日(配当いただいた日)
・予約金額(配当金額:外国税引き後、日本税引き前の金額)

ちなみに、「換算レート」「配当金額」「厳選徴収税(額)」もピックアップしておきます。
※別途、外国税額控除を申告するときに使うためです

(2)現金残高推移から、日本国内で源泉徴収された所得税/住民税の額を追記する。

★ポイント1
現金残高推移には、どの銘柄に対する源泉徴収か記載がありません。そのため、決済日をキーにして自分で目視で突き合わせて追記していきます。

★ポイント2
2021年9月より前は、所得税(National Tax)と住民税(Local Tax)をまとめて、「WITHDRAWAL JapanWithholdi」という項目となっています。
そのため、所得税が15.315%、住民税が5%に自分でうまい事分割計算して追記します。

(3)分かりやすいように整形します。

※現金残高推移では、源泉徴収はマイナス(-)表記のため、マイナスを取る修正も忘れずに

(4)ピボットテーブル機能で、銘柄別にまとめます。

これで、配当所得の申告に必要な情報が揃いました。

国税庁のページから配当集計フォーム(Excelファイル)を入手し記載する

1件ずつ確定申告ページで入力してもよいですが、銘柄が多い場合は配当集計フォーム(Excel)に記載して読み込ませたほうが早いので、今回はそうします。

(1)国税庁のページからExcelファイルを入手します。

配当集計フォームのダウンロード:令和3年分 確定申告特集
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(2)Excelファイルに配当所得の内容を転記します。

・種類は「3.配当金とみなす金額に関する支払通知書」にしました。

・事前に整形していたデータを転記します。

・「通知外国税相当額」や「通知所得税相当額」は0にします。

※外国税額控除のことだと勘違いして入れないこと。
 国税庁のページにも「ここは外国税額控除の欄じゃないよ」みたいな記載がありました。

(3)サクソバンク証券以外にも、特定口座以外での配当所得があれば合わせて追記します。

※Excelフォームで配当所得を申告する場合、手入力と併用できない(上書きされる)ため、他の配当所得も追記しておく必要があります。

(4)確定申告の画面から、「配当等の支払通知書」などの内容を入力する方、の項目を進めます。

(5)[読み込む]ボタンを押します。

(6)先ほど作成した集計フォームExcelを選択し、[配当集計フォーム読込]をします。

(7)読み込んだ結果確認の画面が表示されるので、問題なさそうなら[配当所得に反映]します。

(8)配当所得がちゃんと追記されていることを確認します。

以上で配当所得の申告は完了ですね。

配当控除額はどうなった? ⇒ 829円

サクソバンク証券の配当金だけで計算してみると、829円の配当控除が適用されるようです。

サクソバンク証券(一般口座)でも、配当金に対して日本国内の源泉徴収されているようなので、確定申告は不要かもしれませんが、申告することで配当控除が受けられます。

ついでに外国税額控除も申告

配当所得を行う過程で、作成したExcelシートを使って外国税額控除もまとめて行っておくとよいでしょう。やったことをまとめておきます。

配当金額データを申告に必要なデータに整形

(1)外国税額控除は国別のため、まずはデータを国別に分けます。

今回私は、米国(USD)と香港(HKD)の2つに分けました。

(2)外国通貨単位表示の文字をとります。※計算に邪魔なので

(3)配当金額と源泉徴収税額に換算レートをかけて円換算します。

(4)配当金額(円換算)と源泉徴収税(円換算)を合計値を計算します。

これで、外国税額控除に必要な情報に整形できました。

外国税額控除を申告する

(1)確定申告画面の「外国税額控除等」から入力します。

(2)先ほど計算した配当金額と源泉徴収税を入力します。

※ちなみに、香港は外国税がかかっていなかったので入力していません。

(3)調整国外所得の計算に金額を入力します。

これ、説明が全く理解できないのですが、外国での所得を入力するらしいです。
今回だと、米国と香港から配当金が入ったのでその合計を入れています。

(4)その他、控除限度額など入力は空白で進めます。

資産が増えてきたら考慮する必要が出てきそうですが、現時点ではスルー。
時間と余裕があれば、調査しますが今はその時期ではないと判断しました。

外国税額控除の適用額はどうなった?  ⇒ 361円

361円の外国税額控除が適用されるみたいです。

少額ですが、確実に得するので外国税額控除はやったほうが良いですね。

まとめ

1.サクソバンク証券(一般口座)の配当所得を確定申告してみました。併せて外国税額控除も行いました。

2.データ入手、整形に結構手間がかかります。一般口座の不便さを垣間見ることができました。

3.一般口座であっても、配当所得はすでに日本国内の源泉徴収はされているようなので、確定申告は不要のようです。

※確定申告することで配当控除が受けられる可能性がありますので、場合によっては確定申告したほうがお得でしょう。

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