Teamsの活用が進んでいますね。新しい機能もどんどん入ってきて期待は膨らみます。
今日は、Microsoft Teamsが「謎のURLに通信している」という事実に基づく問い合わせがあったのでそのご紹介になります。
お問い合わせ内容
利用者
Teamsを起動するとインターネットプロキシの認証画面が必ず出るようになったんだけど、何なんあれ?
我
確認いたします。(ほんまや・・なんやろこれ)
問い合わせの詳細
私の会社ではインターネットプロキシを通して(ユーザ名とパスワードを入力して)、ウェブサイトにアクセスする仕組みとなっています。
ただし、Microsoftのクラウドサービスだけはプロキシ接続なしで接続できるようになっています。もちろん Teamsも同様です。
そんなある日、Teamsを起動した際に必ずインターネットプロキシ認証が求められるようになったという問い合わせが相次ぎました。
謎のURLへの通信が発生している…
Teams起動時に何らかのウェブブラウジング通信が発生していると考え、インターネットプロキシログを確認すると、以下のURLへのアクセスが発生していました。
- collector.exceptionless.io
- cxcs.microsoft.net
調べても分からない…。マイクロソフトに聞くしかない。
結論:Teamsの開発が活発なゆえの仕様
マイクロソフトに問いあわせたところ回答がありました。要点は以下2点です。
- Teamsはアドオンの開発が活発だから、マイクロソフトも把握していないURLへのアクセスが発生する可能性が高い製品である。
- Teamsからの通信と確認できた場合は、インターネットプロキシにURLを許可いただくよう案内している。
なるほど、今の開発方法といった感じであります。
理屈は理解できるけど、もう少し工夫があるのではと思いました。
例えば、プロキシ認証画面「お使いの接続はプライベートではありません」と出すのではなく、もう少し利用者に分かりやすい出し方をするとか。
まとめ
1.Teamsは開発が活発なゆえに、マイクロソフトも把握していないようなURLに通信が発生することがある。
2.IT部門の担当者はこのような仕様を理解しておく必要がある。
※利用者に事前PRしておくことで、不要な問い合わせは減ると思います。
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