Outlookメールを何気なく使っていると、優先受信トレイというのは特に意識していない可能性があります。私がそうでした。
メールボックス内を見やすくしてくれる便利な機能ですが、これが悪さをすることもあるというお話です。
Outlookの優先受信トレイとは
優先受信トレイとは、Outlookの受信トレイを「優先」と「その他」に分けて、重要なメールは「優先」に、それ以外のメールは「その他」に自動的で振り分ける機能です。
機械学習の仕組みを使っているようで、メールマガジンなどの自動通知メールは自動的に「その他」タブに振り分けてくれるので重宝しています。
優先受信トレイが不振な動き
ある日、いつも来るはずのメール(システムの監視メール)が来ませんでした。
不審に思い調べたところ、Outlookの受信トレイの「その他」側に分類されていました。
システム監視メールは重要なメールなので基本的に読んでいるのですが、なぜか「その他」に分類されてしまっています。
重要なメールが意図せず「その他」に分類されるのは困りますね。。
原因はメールの削除、削除を不要メールと学習するロジック
よくよく考えてみると、システム監視メールは毎日一定量届くため、一読した後はごみ箱に捨てていました。
この「ごみ箱に捨てる」というアクションが、該当メールを「重要なメールではない」と学習して、「その他」フォルダに分類するようになったようです。
重要なメールが「その他」に振り分けられないためには
以下のいずれかの方法で対処する他なさそうです。
「その他」に振り分けられたメールを再学習させる
「その他」に振り分けられたメールを右クリックして「優先受信トレイに移動」を選択することで、「優先」に振り分けられるように再学習させることができます。
再学習させた後、またごみ箱に捨てた場合はどうなるのでしょうか?
経過を見ていることろです。今のところ「その他」に振り分けられていませんので再学習した後は問題なさそうです。
優先受信トレイの機能を無効にする
便利な機能ですが意図しない動作をするなら無効にしましょう。
根本解決ではない気がしますが・・・
メールをごみ箱に捨てない
そもそも、受信したメールをゴミ箱に捨てなければよいのです。
システム監視メールなどは読んだ後は、別のフォルダに移動しておけば良いという考えもあります。面倒くさいですが。
まとめ
1.優先受信フォルダの機能は便利だが、意図せぬ動作には注意が必要です。
2.意図せぬ動作(重要なメールがその他に振り分け)が発生した場合は、振り分けを再学習させるなど対応を行いましょう。
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