【PowerAutomate】更新トリガーはアクション数を減らせ

IT

皆さん、PowerAutomate作ってますかー!?

私がガンガン作ってます。作らない日はないくらい(大げさ)。

今日はPowerAutomateの制限を回避するためのアクションステップを減らすノウハウを一つ紹介します。

1日にPowerAutomateのアクション数には制限あり

1ユーザあたり、1日に実行できるアクション数には制限があります。

通常(?)は、6,000アクション/日 が上限となっておりそれを超えると遅くなったり、失敗したりするようです。

いきなり参照となりますが、以下のブログの内容が分かりやすいです↓

Power Platform 要求数の制限(Power Automateの場合)

普通の人がこの上限を超えることはまずないでしょう。

しかし、ワークフロー申請などシステム的に実行するアカウントであれば、多くのフローを作って動かしていると思うのでこの上限は意識しておく必要があります。

どのくらいのアクション数を使っているかは分析でチェック

アクション分析しよっ♪

PowerAutomateのフローごとにどのくらいのアクションが実行されているか、「分析」でみることができます。

ちょっと気になる人は見てみてください。

申請ワークフローなど、1日に500アクションくらい実行しているフローがあったりしませんか?

こんなフローが複数あれば、上限超える可能性がありますね。

変数の初期化も1アクションとカウントされる

ここで驚きなので書いておきますが、変数の初期化も1アクションとカウントされます。

↓こんな感じの

変数の初期化はフローの上の方に定義することが多いですよね。

この変数初期化が、この次に紹介するトリガーとの組み合わせで注意するポイントとなります。

更新をトリガーとするアクションは変数を後ろに定義すべし

さて、今回の本題です。

SharePointやDataverseの更新をトリガーにして動作させるフローを考えます。

例えば、こんな感じ↓

更新があったからと言って必ず処理を動かさず、条件によって処理を動かすことが多いはずです。

条件より上の方で変数の初期化を行っていると、条件に合致しなかった場合も変数の初期化が行われ無駄にアクション数を消費することとなります。

私はこのようにします↓

こうすることで、SharePointに更新が発生した場合に実行されるアクション数を減らすことができます。

まとめ

1.PowerAutomateには1日に実行できるアクション数に上限が設けられています。

2.上限は普通はかからないですが、申請ワークフローなどを実行しているアカウントだと上限を機にした方がよいです。

3.SharePointなどの更新をトリガーとするフローでは、実行条件でのふるい落としよりも後に変数の初期化をするとアクション数の節約になります。

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