うちの会社では長い間ノーツを使っています。
昨今のシステムクラウド化の流れに乗って、オンプレミスで運用しているノーツをクラウド(Microsoft 365)に切り替えを少しづつ行っています。
そんな中、まだノーツ技術を使っていますよ…というお話。
使っていない人には全く興味のない話だと思います(笑)。
ノーツとは
主に会社で使われるグループウェア(メール、文書共有、ワークフローなど色々な業務を行える)です。
ドミノデザイナーというユーザライクな開発ツールが提供されていて、簡単にノーツのアプリを作成・カスタマイズできるのが特徴です。
今のMicrosoftでいうところの、Power Platformに当たるものですね。
今回のお題:ドミノデザイナーでDBカスタマイズ
ノーツのDBをどんどん無くしていきたいというのが、会社の方針です。
そのためにまず、今あるノーツDBが必要か不要かをアンケートを取って、なくしを促進したいというのが今回の目的です。
ノーツDBの一覧をノーツDBで管理している現状
アンケートを取るにあたり、ノーツDBを1つ1つ「これいりますか? いりませんか?」とユーザに判断してもらうわけですが・・・
ノーツDBの一覧がノーツDBで管理されているという実態。
そのため、ノーツDB一覧を管理しているノーツDBをカスタマイズ(アンケート機能を追加)することとなりました。
他に方法はあるのですが、使い慣れたノーツでユーザにアンケートを取るという、会社の慣例によるものが大きいですね。
ノーツDBの要・不要をユーザに選ばせるアンケート
こんな感じのアンケートフォームを作りました。
ラジオボタンを使った非常にシンプルな作りのように感じるでしょう?
アンケートでよく使うラジオボタンだけれど、設計は小細工
実は、ノーツのラジオボタンは選択肢にテキストしか使えず、上記のような柔軟な選択肢作成はできないのです。
そのため、設計に小細工して実現しています。
- ラジオボタンの選択肢にリンクや開業を入れることはできないので、表を組んでラジオボタンっぽくしている。
- ラジオボタンは複数配置して選ばせているので、あるラジオボタンを選択したら他のラジオボタンをクリアするような処理をスクリプトで記載。
まとめ
1.ノーツのラジオボタンは柔軟な処理はできない。
2.表やスクリプトを活用して柔軟なラジオボタン(っぽい処理)を作れる。
さて、いつまでノーツの技術を使っていくことになるのでしょうね。
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