会社から勧められ、FUJITSUファミリ会の「ビジネス文書講座(中級編)」を受講しました。
Webセミナーです。
最近はこういった無料のセミナーを行うところが多くてありがたいです。
感想などまとめておきます。
FUJITSUファミリ会「ビジネス文書講座(中級編)」
FUJITSUファミリ会関西支部が主催しているセミナーです。
このような方にお勧めとのこと↓
・部下が作成した文章の査読、添削、指導する際のポイントを身に付けたい方
・素早く簡単に正確に伝わる文章を作成したい方
受講のきっかけ
私の勤める会社では、FUJITSUファミリ会に所属しておりセミナー案内などがあれば必要に応じて参加しています。
今回の講座は、もともとは社員が自主的に受講していました。
そのうち、なかなか良い講座という話が会社の上層部にも伝わってきたため、トップダウンで全員受講するようにという流れになりました。
目的は、文書の指導レベルを合わせることです。
私の学びポイント
合計2時間程度のWebセミナーでしたが、ボリュームは多く感じました。
Webセミナーは対面セミナーと違い、時間が凝縮されている感じがします。
文章の添削する際の心構え
まずはここです。忘れがちになる心がまえをまず冒頭に思い出させてもらいました。
特に印象に残ったのが以下2点です。
・自分を整える
・感情労働をする
一番難しいと思いますが、良い添削をするためイライラしないことですね。心にとめておきましょう。
ちなみに「感情労働」という言葉は初めて聞きました。
労働には「肉体労働」「頭脳労働」「感情労働」の3種類があるらしいです。
ビジネス表記ではひらがなを適切に選択する
伝えたい本文を目立たせるため、接続詞や文末はあえてひらがな表記にするのです。
これは意識していなかった点なので活用したいです。(以下例)
生憎、その日はスケジュールが入っています。
作業現場に到着致しました。
あいにく、その日はスケジュールが入っています。
作業現場に到着いたしました。
文末表現に注意
箇条書きなどで、文末表現に「~こと」や「~である」などを付け加えると本当に伝えたいことが薄まってしまうのでやめた方が良いらしいです。
気づかずに使っている文末表現もこのような効果があるのですね。
弊社は次の2点をご提案します。
・本体サイズを可能な限り小さくすること
・操作は誰でもできるようにすること
弊社は次の2点をご提案します。
・本体サイズを可能な限り小さくする
・操作は誰でもできるようにする
難しかったポイント(助詞)
助詞の使い方の良し悪しの講義もありましたが、これは難しかったです。
例えばこれ、会社への報告の際「ので」「から」「ため」どれを使うのが適切でしょう?
1.風邪をひいたので会社を休みます。
2.風邪をひいたから会社を休みます。
3.風邪をひいたため会社を休みます。
「ので」は客観的な事実の報告
「から」は主観的、相手に強い語気を与える
「ため」はかしこまっている感があるが、責任転嫁の意味が含まれる
よって、この報告ケースだと「ので」を使うのが適切というわけです。
助詞はこれ以外にも色々と考えるポイントがありますが、すべて覚えるのは訓練がいりそうです。
まとめ
1.ジネススキルをアップできる無料のWebセミナーが最近多いです。積極的に活用しましょう。
2.ビジネスライティングなど、この手のセミナーは会社から定期的に受講を勧められますが、必ず何らかの学びはあります。
3.難しく感じたポイント(今回であれば、助詞を考える点)は、頭にとどめておきより深く学習しようと思います。
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