Microsoft 365には、ユーザ、グループ、共有メールボックス、そしてリソース(会議室、備品)といったアカウントを登録して利用できます。
今回はリソース(会議室、備品)に関して、ちょっと興味深い問い合わせがありました。
Microsoft 365 リソース(会議室、備品)について
Microsoft 365では、会議招集の際に会議室や備品を合わせて予約してダブルブッキングをしないように、会議室メールボックス/備品メールボックスを作って予約を管理する仕組みがあります。
メールの宛先にリソース(会議室メールボックスや備品メールボックス)を入れて会議招集することで、そのリソースの予約が取れる もしくは 予約がとられていたら否認を返すというからくりです。
お問い合わせ内容
リソースを登録してほしんだけど、駐車場は会議室になるん?
それとも備品になるん?
えーっと・・ 確認します。
(マイクロソフトの説明では、特定の場所は会議室、社用車など移動するものは備品。じゃあ駐車場は会議室??)
問い合わせの詳細
言葉の疑問からくる違和感でした。
マイクロソフトのヘルプを解釈すると、以下のとおりです。
・特定の場所を指すリソースは「会議室」
・特定の場所でないリソースは「備品」
つまり、駐車場は特定の場所なので会議室です。
日本人の感覚からすると、会議室というのは部屋をイメージするので屋外をイメージする「駐車場」や「グラウンド」などは会議室と呼ぶのはかなり違和感がありますが・・・。
ちなみに、小学校の遠足で「バナナはおやつに入りますか?」という質問に似ていると思います。おやつの定義をしっかりしておかないとあやふやになります。
おやつとは、朝食・昼食・夕食といった主にエネルギーを補給するために食す食べ物ではなく、気分転換したい時など欲望を満たすために食す食べ物のことである。(私解釈)
つまり、エネルギーを補給するために食べるバナナではなく、食べたいから食べるバナナであればおやつになるという解釈だ。
駐車場も借りるときにはじめて場所が決まるシステムなら、「備品」になりうるのか?
ややこしくなるので、この辺でやめておきましょう。
まとめ
1.Microsoft 365にはリソースとして「会議室」と「備品」があります。
2.特定の場所は「会議室」、特定の場所でないのは「備品」という使い分けのようです。
3.素直に日本語で解釈すると、違和感を感じることがありますが深く考えず利用しましょう。
コメント