FP3の勉強をしている中でライフプランニング手法として、ライフイベント表やキャッシュフロー表を作ることが挙げられています。
実際の自分の立場に当てはめて、試しに作ってみました。
こういうことを実際にやってみることで、色々と実感がわくと思いましたので。
ライフイベント表、キャッシュフロー表とは
日本FP協会のホームページで紹介されているものを参考にしました。
将来のイベントと費用を考え、将来の収支を予想することで将来の見通しを立てるのに役に立つものです。
作成に要した時間
3時間ほどです。
家計簿をつけているので、毎年の大体の出費が分かっていたのでこのくらいの時間でした。
しかし、家計簿をつけていないと支出が見える化できていないので難しいと思います。
ちなみに、私は今年からマネーフォワードを使って楽しています。
口座の管理が非常に楽になるのでおススメです。
ライフイベント表、キャッシュフロー表の作成のポイント
1.人生の大きな出費・収入イベントを洗い出す
私の場合、結婚して子供もおり持ち家もありますので、大きな出費が限られています。
「子供の入学」「車の買い替え」くらいですが、若い方だと「結婚」や「住宅購入」などが入ってくると思います。
2.細かく考えすぎない(時間をかけすぎない)
あくまでも将来の予想なので、細かくしてもずれが生じてくるでしょう。
子供の入学は、「公立小・中・高校」「私立大学」といったなんとなくの予想を元に作っています。
3.収入や支出は変動率をかける
FP3の本に書いていた受け売りですが、収入や支出には変動率をかけて見積もります。
これもあくまで予想なので、ざっくりと本に書いていた通りにしています。
- 生活費は1%ずつ増える
- 教育費は2%ずつ増える
- 給料は1%ずつ上がる
- 貯蓄は1%ずつ増える
- など。
4.現実的なところはできるだけ具体的に
住宅ローン完済や児童手当終了など、具体的に分かる部分は含めています。
また、55歳で役職定年するので「手取り収入が200万円減る」といった見込みも入れています。減らなければいいのですが…
実際の成果物
面倒くさがらず
恥ずかしがらず
日本FP協会ホームページからExcelシートサンプルをダウンロードしてひな形として作成しました。
Excelではなく、Googleスプレッドシートにしています。
ライフイベント表
子供たちが大学に入学するであろう歳、10年後あたりが出費がピークになりそうなことが分かります。
キャッシュフローは回るのでしょうか・・ という気持ちになりますね。
早速、キャッシュフロー表で確認してみましょう。
キャッシュフロー表
現在の自分の収入・支出・貯蓄を元にキャッシュフロー表を作成すると、このようになりました。
今のままの収入・支出でいくと、子供が独立(大学卒業)までは、なんとかプラスを保てそうです。
ただし、子供が結婚する際の「結婚費贈与 上限350万円」を想定すると赤に転落です。
すまない、今のままだとこの贈与は行えそうにない・・。
これはあくまでさらっと作ったキャッシュフロー表なので、このまま行くとは思っていません。
想定していない支出(親の介護、家の補修など)、含めていない収入(長期投資利回りなど)がありますので。
あと一番ポイントだと思っているのが、給与収入以外の収入(短期投資収入、雑所得)です。
稼ぎに該当する部分なので、ここをいかに上げられるかがキャッシュフローに響いてくるはずです。
まとめ
1.FP3の勉強の一環 & 私の現在の将来収支確認のため、ライフプラン表・キャッシュフロー表を作成してみました。
2.漠然とした将来の収支不安を抱くならば、一度作ってみることをお勧めします。客観的に見ると不安が減り対策が立てやすくなると思います。
3.あくまで、現時点での将来収支予測のため、毎年、見直して軌道修正していきたいと思います。
4.それにしても、予想ではあるものの、教育費ってバカ高いですね。
5.給与収入以外の収入については、年明けにでもまとめる予定です。確定申告もしないといけませんし。
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