DeFi(分散金融)というのが最近流行っているようですね。
銀行などを介さずに各個人が暗号資産を貸し借りして、ぶっちゃけると「お金を稼ぐ」仕組みのようです。
ある程度のパソコンの知識、金融の知識、暗号資産の知識が必要となるため、まだまだ参加している人は少ないという印象です。私も遅れながら参加しようとおもい試してみました。
何事も経験、やったことをまとめておきます。
やったこと、使ったサービス(概要)
以下の本を参考に、パンケーキスワップ(PancakeSwap)に流動性プール(LiquidityPool)を作成して、それを提供(Staking)するところまでやりました。
今回のDeFi実践で使ったサービスは以下の5つ。
1.日本の暗号通貨取引所(Coincheck)
2.海外の暗号通貨取引所(Binance)
3.暗号通貨のウォレット(Metamask)
4.暗号通貨の貸し借り場所(Venus)
5.暗号通貨の流動性プール提供の場(PancakeSwap)
図でまとめるとこんな感じですかね↓
仮想通貨の貸し借りで利息(XVS)を稼ぐ部分と、流動性プールの提供で利息(Cake)を稼ぐのが稼ぎのからくりだと理解しました。
やったこと
何してたんだろ
説明できない。
では、やったことを1つ1つまとめておきます。軽く。
Coincheckでビットコイン(BTC)を購入し、Binanceへ送金
※直接Binanaceで仮想通貨を買える人は、この手順は不要かもしれません。
日本の仮想通貨の取引所であるCoincheckで原資となるビットコイン(BTC)を購入しました。
直接、Binanceで購入できれば良いのですが、私の持っているクレジットカード(楽天/マスターカード)では、Binanceでビットコインなど仮想通貨が購入できなかったためです。
こんな感じのエラーが出ます。
そのため、CoincheckでBTCを購入してBinanceに送りました。
BinanceにBTCを送金する理由は、Binanceで様々な仮想通貨を購入するためです。
クレジットカードでは購入できないけど、BTCで購入することができるので。
BinanceでBNBを購入し、BTCとBNBをMetamaskへ送金
Binanaceで今後のやり取りで手数料として利用する仮想通貨(BNB)を、購入します。
CoinCheckから送金したBTCを使って(トレードして)、BNBを手に入れます。
【メモ】 BTCは色々な仮想通貨にトレードできるので安心ですね。 現金やクレジットより使い勝手が良いと初めて感じました。
以下のようにBinance上に仮想通貨がある状態になりました。
10万円程のBTCと3000円程のBNBです。
次に、これら仮想通貨をMetamask(自分の仮想通貨ウォレット)に送ります。
尚、ウォレットに送れる最小単位が決まっているようです。
参考にした本では、最小単位については書かれていなかったので詰まりましたが、落ち着いて最小単位以上を送りましょう。
【BNBを送る際に最小単位にひっかかった図】
また、BTCを送る際にはクイズが出されます。(初回のみかも)
【クイズ画面】
送金ミスや詐欺が多いんでしょうね。
知識がなければステージにも立たせてくれない、それが暗号通貨の舞台です。
これで、自分のウォレット(Metamask)に仮想通貨が入りました。
【ウォレット(Metamask)上のBTC】
※Binance上のBTCは、BTCBと表示されるようです。
【ウォレット(Metamask)上のBNB】
VenusでBTCを担保にして仮想通貨を借りる
Venusという仮想通貨の貸し借りできる場で、BTCを担保にして仮想通貨を借ります。
このステップは必須ではないと思うのですが・・
仮想通貨の貸し借り(BTCの貸し出し、別の仮想通貨の借用など)で利息を得られるのでDeFiの一環として紹介されていました。
※このあたりの仕組みはまだ曖昧・・少し時間をおいて経過を見ています。
まずは、Venusにウォレット(Metamask)を接続します。
【VenusにMetamaskを接続した図】
これで、Metamask上の仮想通貨(BTCやBNB)がVenus上でも使えることになります。
Venusに接続できたら、まずはBTCを貸し出します。
貸し出したら、貸し出した金額と利益予想が増えます。
次に、貸し出したBTCを担保に仮想通貨を借りてみました。
次のステップでPancakeSwapで流動性プールを提供するために、仮想通貨のペアに使う仮想通貨を借ります。
※借りなくても買えばいいのですが、Venusで借りるとXVSという仮想通貨が利息としてもらえます
参考にした本では、VAIというVenus関連の仮想通貨を借りることが紹介されていましたが、2021年11月現在、VAIを借りることはできませんでした。
そこで今回は、初心者の私は安定した通貨ペアである、USDTとBUSDを借りることにしました。
※これらペアは価格が安定しているため
【BUSDを借りる図】
しかし、2つの通貨を借りた場合、トータルの収支はマイナスになりました。
ここは後で見直すとして、次に進みます。
※2021/11/29見直しました↓
借りるのはUSDTだけにして、なんとか収支をプラスにしました。
PancakeSwapで流動性プールを作って提供する
次にPancakeSwapというサービスで、仮想通貨(USDTとBUSD)を使って、流動性プールというものを作ります。
【USDT/BUSDという流動性プールを作った図】
流動性プールという用語すら聞いたことがなかった私ですが、なんとか作れました。
仮想通貨の取引をする場所を作った! ということらしいです。
次に、この流動性プールを提供して利息を得るステーキングという作業をしてみました。
【流動性プールを提供(ステーキング)した図】
USDT-BUSDの流動性プールと提供することで、年利 14%位を得られる状態になりました。
PancakeSwapでは利息としてもらえるのが、Cakeという仮想通貨です。
現時点で得られた成果
利息で儲けるというまでには至っていませんが、今の時点でかなりの知識は得られました。
1.自分のウォレット(Metamask)の使い方
2.海外の仮想通貨取引所(Binance)の使い方
3.仮想通貨の送金方法、手数料がかかること
まあ、いわば知識として知っていることを実際に手を動かして実感した、ということに他なりません。
あとは最大の成果として、流動性プールを提供するというお仕事(経済を動かしている!)に参加できたことですね。
まとめ
1.全く知識がなかった私が、PancakeSwapでDeFiに参加してみました。
2.仮想通貨購入や借用、ウォレット使用、利息を仮想通貨で受け取るなど、まるで別世界での活動を体験できています。
3.まだ利息で儲かったわけではないですので、これからの経過を要チェックしていきます。
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