2020年10月の情報処理技術者試験(プロジェクトマネージャ)受験してきました。
午前Ⅰ免除ですが、10:50~16:30と長丁場でとても疲れました。
感想をまとめておきます。調べられる部分については回答速報的なチェックもしてます。
午前Ⅱ試験の感想
過去問題から出題された問題が50%は出題されていたので、過去問題をやっておいてよかったと思いました。
しかしながら、過去問でやったはずが以下に関するものは難しかったです。自信なしです。
JIS Q 21500:2018(プロジェクトマネジメント手引) 2問
PIMBOK ガイド 第6版 2問
プロジェクトマネージャ試験だけに、「この辺りはおさえておけよ」という出題者からの意図を感じました。
後は自身のない技術系問題は以下の通りでした。回答速報がどのサイトにもまだ出ていないので自分チェックしたところ、思いのほか正解していました。
技術系問題の答え合わせ
(問15) カークパトリックモデルの4段階評価 【答え合わせに参考にしたサイト】
回答:エ 私の回答:エ 〇
(問17) ユースケース駆動開発のメリット 【答え合わせに参考にしたサイト】
回答:ア 私の回答:エ ×
(問20) デザイン思考 【答え合わせに参考にしたサイト】
回答:ウ 私の回答:ウ 〇
(問23) シングルサインオンの実装方法 【答え合わせに参考にしたサイト】
回答:エ 私の回答:エ 〇
(問24) 共通脆弱性評価システム(CVSS) 【答え合わせに参考にしたサイト】
回答:イ 私の回答:イ 〇
(問25) ファジング 【答え合わせに参考にしたサイト】
回答:イ 私の回答:イ 〇
得点予測: 19問/25問
自信のある問題と上記の技術系問題の答え合わせにより、おそらく19問/25問 正解していると推測します。あくまで推測です。
ここまで調べておくと安心して眠れそうです。
午後Ⅰ試験の感想
いつもギリギリ合格かギリギリ不合格になるのがこの午後Ⅰ試験です。
選択する問題は以下の3つでした。さらっと内容を見てDXが難しそうだったので問題2と問題3と解くことに即決しました。迷いなく選べたことが良かったと思います。
問題1:DX推進におけるプロジェクトの立ち上げ
問題2:システム開発プロジェクトにおけるプロジェクトチーム開発
問題3:SaaSを利用した人材管理システム導入プロジェクト
「計算」系ではなく、「どうあるべきか」系の問題であったため、空欄なくそれっぽい答えを記入することができたと思います。
チーム開発の在り方やSaaSのカスタマイズを極力抑えるといった、私が比較的現場とかかわっている問題であったため少し自信ありです。
期待は禁物です。前回のシステムアーキテクト試験も同じような感触を得ていたけれど、56点とかいう点数で落ちましたので…。
午後Ⅱ試験の感想
書き切った、そう思った時期がありました…
「問1 未経験の技術やサービスを利用するシステム開発プロジェクトについて」を即決で選択しました。
昨年携わったクラウドシステムの導入プロジェクトをそのまま参考にして書き殴ってやろうという考えです。
新技術を採用してシステム開発するためには検証フェーズを設ける必要がある点、それをステークホルダの合意を得る点、検証結果を活用して開発フェーズの計画を更新する点など書かなければならない点が多かったです。
試験の場では「書き切った!」と思ったのですが、後で問題を読み返してみると
「ステークホルダの理解を得るための行動の記述が陳腐だった」とか
「プロジェクト要求事項の見直しに言及した方が良かった」とか
「検証フェーズでのシステム実現性の記述が個別具体的過ぎたのではないか」
といった思いが頭をめぐっています。
B評価、甘目に採点してもらえればA評価といったところだと感じています。
まとめ
1.十分に勉強する時間は取れなかったと思いますが、一通り解くことができました。
2.やはり午後Ⅱ試験(論文)は難しいと思います。
サンプル論文をもっと読み込んで、自分の立場に置き換えて書いて練習しておくべきだと思いました。
3.私のように当日中に振り替えることで、合格発表までドキドキする心の動揺を減らせると思います。
是非おためしあれ。
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