政府が推進するマイナンバーカード、その一環で提供されるマイナポイントに家族分も申し込みました。
面倒くさいと思っていましたが、そうでもなくサクッとできましたので紹介します。ちょっとしたハマりポイントもありますので要チェックです。
私の理解したマイナポイントとは
マイナポイントについて紹介しているサイトはたくさんあるので私なりの理解を書いておきます。
マイナンバーカードを持っている人だけがもらえるお得ポイント
マイナンバーカードを推進するための政策の1つのため、マイナンバーカードを持っている人だけがもらえるポイントです。
ということで、まずマイナンバーカードを入手しましょう。
マイナンバーカードの入手には結構時間がかかる(1か月くらい)ので、早めの行動が大事です。
キャッシュレス決済をしている人だけがもらえるお得ポイント
「自分はキャッシュレス決済をしてますよ」という人にポイントがもらえます。
当然、キャッシュレス決済をしていない現金派の人には全く関係のない話です。
ということで、1つでもキャッシュレス決済をやってみましょう。
あくまで政府の政策推進のためのもの
「マイナンバーカード推進」+「キャッシュレス推進」という政府の政策のためのものです。
政府の政策には断固反対する、という人は無理にやらなくてよいと思います。
ただ、これも知っている人だけが得をする制度のため、私は活用した方が幸せだと思います。ふるさと納税と考え方は同じ。
マイナポイントにがっかりしないために知っておくべきこと
マイナポイント入手までの流れ
簡単に流れをおさらいしておきます。
1.マイナンバーカード入手
2.マイナポイントの予約
※4000万人限定、早い者勝ち
3.マイナポイントをもらうためのキャッシュレス決済の選択
4.キャッシュレス決済を利用
※利用しないともらえない
※期間が決まっている
5.マイナポイント入手
※選択したキャッシュレス決済のポイントとして入手できる
4000万人限定の早い者勝ちであること
この政策での政府予算は限られており、4000万人分しか予算を確保していないそうです。そのため、マイナポイントを予約できるのは4000万人だけとなります。
「よし、マイナポイントをもらおう!」と思ってマイナポイントを予約しようとしたら、「もう締め切りです」ということになるかもしれません。
早く動いたものが勝つ、世の中の常識ですね。
まあ、私の考えだとマイナンバーカードを取得する人がそんなにいないと思いますので締め切りの可能性は低いでしょう。
キャッシュレス決済を使わないともらえない
ただでもらえるわけでありません。
キャッシュレス決済を行った金額の最大25%がマイナポイントとしてもらえるという仕組みです。しかも1人につき上限は5,000円です。
つまり、上限の5,000円分のポイントを得るためには、20,000円分のキャッシュレス決済を利用しないといけないということです。
必要もないのに 20,000円も使うと本末転倒なので、何に使うかをしっかりと決めておくとよいと思います。私は、家計出費(食費、税金など)の支払に使ているキャッシュレス決済でポイントをもらう予定です。
マイナポイントは選択したキャッシュレス決済サービスのポイントとして入手
現金でもらえるわけではありません。
あくまで、選択したキャッシュレス決済サービスのポイントとして手に入ります。
上でも書きましたが、普段使っているようなキャッシュレス決済サービスにポイントが付くようにした方がよいですね。
子供の分も親が申し込めるが
これ、気になっている人は多いと思います。
子供(15歳未満)のマイナポイント申し込みは親ができます。子供がキャッシュレス決済手段を持っていない場合は、親のキャッシュレス決済に紐づけて申し込めます。
ただし、親が申請したキャッシュレス決済と同じものは申し込めないという謎ルールがあります。つまり、複数のキャッシュレス決済を駆使している人しかできないですね。
実際に申し込んでみた
手順に従い、パソコンからICカードリーダを使って申し込めました。
- 私の申し込み: WAON
- 子供の申し込み1: nanaco
- 子供の申し込み2: LINE Pay
一つ特筆すべきこと、それは、楽天クレジットカードでは申し込めなかったということです。
楽天クレジットカードは決済サービスアプリからしか申し込めないのです。
そして、アプリから申し込もうとすると、私の使っているスマートフォンではマイナポイントアプリが使えないという結論に至りました。詰みです。
マイナポイント申込みのハマりポイント
ICカードリーダの設定
ICカードリーダのドライバを最新版にする必要がありますが、バージョンアップした後に、公的個人認証サービスで使うICカードリーダが勝手に変わって読み取れなくなりました。
その場合は、公的個人認証サービスのICカードリーダライタ設定を修正しましょう。
Chromeブラウザの拡張機能の使い方
一言でいうと分かりにくいです。
Chromeブラウザの拡張機能で「マイナポイント」を追加しておかないといけないのですが、拡張機能を追加するだけではNGです。
以下のよう表示されていたら、拡張機能が有効になっていません。
ここを1回クリックして「アクセスが許可されています」と表示されなければ、申し込みが行えません。
ボタンを押しても、押さなくてもアイコンに大きな変化がなく分かりにくいですね。
マイナポータルAPが機能しない
マイナポータルAPというソフトをインストールしてブラウザの拡張機能として有効にすれば、パソコンにJavaを入れなくてもマイナポイント申込みができるとのことですが、
結論からいうと、私はできませんでした。
利用環境にもよると思いますが、どうしてもできない場合は潔くパソコンにJavaをインストールして使いましょう。
まとめ
1.マイナポイントは子供の分も問題なく申し込めます。
2.ただし、マイナポイントは無条件で得するわけではありません。
※キャッシュレス決済を日頃から使っている人は得するでしょう
3.申し込む際にいくつかハマりポイントはありました。
※パソコン操作に慣れていない人はハマるでしょうね
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